酒好きの方は健康診断で中性脂肪の値が正常値でも安心しちゃダメ!
健康診断で中性脂肪の値が正常値でも決して安心してはダメなんです。
何故かと言うと、健康診断時に判明する数値は“非日常の数値”だからです。
中性脂肪に限らず血糖でも血圧でもいろんな体のファクターは1日のうちですごく変動しています。
ですが、健康診断の時は前日の夕飯を早く食べてそれ以降何も食べない非常に“非日常のレアな状態”で血液検査をしています。
ですが、日常ではそんなことは全くありません。たまたまいい1日を見ちゃってるんです。
特に普段からお酒をたくさん飲む方は注意が必要です。
たまたま血液検査をした時の中性脂肪が低くてもRLP-コレステロールの値が高いと、中性脂肪の隠れた異常を発見できます。
※ RLP-コレステロール・・・・・通常は自由診療ですが、脂質異常症などで検査が必要な場合は保険適用。
アルコールを飲んで中性脂肪が増えると、これと連動してRLP-コレステロールも増える傾向があるんです。
RLP-コレステロールの値(基準値:7.5mg/dL以下)が基準値を超えていると、生活のどこかで中性脂肪が増えていた可能性があることを示しています。
検査前日にアルコールを抜いたから検査の日の中性脂肪は正常だったということも十分あり得ます。